レース ネッツトヨタ福井 モータースポーツ

REPORT

【高校生ご招待】【#291デザイン】TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 関東シリーズ第3戦 富士スピードウェイ

11月15日 「関東シリーズ第3戦 富士スピードウェイ」に参戦しました!

今回もネッツトヨタ福井からは2台の参戦です!

天気はとてもよくレース日和でした!

 

 



 

ということで、今回もレポートは各車両ドライバーの感想を基に作成します!

まずは、

「#192 後藤ドライバー ノービスクラス」

占有走行 34 / 34位 2’29.507 

予選   リタイヤ

本選   リタイヤ

 


 

初参加したヤリスカップ。

スーパー耐久のサポートレースということもあり、過密スケジュールの中参戦してきました。

 

今回ヤリスカップ「ノービスクラス」という初心者向けのクラスに参加し、ノービスクラスだけでの占有走行を走りました。

練習時間は30分。

初めて走る国際サーキットということで、はじめの3周は一緒に参加していた東ドライバーの後ろを走り、走行ラインを学びました。

 


 

 

そのあとは一人で走ってみましたが、いざ走るとコースの幅、高低差、他の車両など・・・全てが初めての体験で全く思い通りに走ることが出来ませんでした。

そんな中で走り続けましたが、残り5分というところで、2コーナー(コカコーラコーナー)にて、クラッシュしてしまいました。

オーバースピードでコーナーに侵入し、リヤタイヤがコーナー外側の縁石を踏んでスリップ。

ハンドルもブレーキも効かない状態のまま車両が滑っていき、コーナー内側のガードレールにフロントから突っ込んでしまいました・・・。

 



 

 

なんとか自走はできる状態だったため、車両を整備するテントまで移動し、車の状態を確認しましたが、思った以上に損害は酷くリタイヤすることになりました。

初レースで楽しみにしていただけにとても落ち込みましたが、もう一台のヤリス(291号車)は無事に練習走行を終えていたので、翌日の予選・本選に向けてしっかりサポートすることに切り替えました。

 



 

291号車は無事予選を通過し、本選出場となりました。

 

本選のグリッドに291号車が並んでいる姿を見ると、

自分も一緒にグリッドに並びたかったなー

スプリントレース走りたかったなー

など悔しい気持ちでいっぱいでした・・・。

 


 

ただ、今回初めての国際サーキットでの走行ということで、幅の広いコースの走らせ方、タイヤやブレーキを温める大事さを学び、

クラッシュしてしまいましたが、体を守る装備品(ハンス)の大事さを実感しました。

幸いシートベルトや装備品(ハンス)のおかげでケガはしませんでした。

 

今回のクラッシュの原因をしっかりと振り返り、シミュレーターなどで練習を重ね絶対にリベンジを果たします。

 

 

 

「#291 東ドライバー ノービスクラス」

占有走行 22 / 34位 2’20.346

予選   22 / 35位 2’19.737

本選   21 / 35位 2’21.638

 


 

最後のレース出走が2018年の岡山国際サーキットで、7年ぶりのサーキットでのレース。

初めてのヤリスカップカー。

スーパー耐久と併催の為、練習時間も短く手探り状態。

さらに、今回は車両デザインを担当してくれた高校生とそのご家族が観戦にくるので、クラッシュや接触はNG。

本選を無事に完走することが絶対の目標でした。

 



 

様々なプレッシャーを背負いながら走りました。笑

 

 

そんな中、練習走行です。

192号車の後藤ドライバーのデビュー戦なので、練習時間の半分を先導で引っ張り、

残りを自分の慣らしタイムアタック。

撮影してくれているカメラマンに

ライン取りがバラバラ、

ハンドルをコジリ過ぎ、

見ていて危ない

・・・とダメ出しを頂き予選にて修正予定。

 


 

また走行前の打ち合わせが十分にできておらず、

192号車 後藤ドライバーに無理をさせてしまったようで、クラッシュしてしまい残念。

 

 

翌日の予選では

出走が1台となった事と、291号車のデザインをしてくれた生徒さんとご家族が観戦応援に来ていただいたので、

タイムアップと接触に気を付けて走行。

ラスト2周で練習走行のタイムを上回り、ラスト1周で修正をしてと思い1コーナーへ侵入したが、

一瞬前方の車に気を取られシフトミスで大幅にタイムロス。

そこで予選のタイムアタック終了。

 


 

本選に臨みます。

予選の結果、22番グリッドからスタート。

スタートミスからの早速ポジション2つダウン。

レーシングコースで標高が一番低いダンロップコーナーを超え、シケイン手前で3ワイド(3台横並び)になり進入ブレーキング

後方より接触音が有りミラーで周りを見ると、左後ろで大きなクラッシュを確認。

自車ではなくホッとしたが、即SC(セーフティカー)が入り、そのまま周回を重ねる。

 


 

残り3周でSC解除となり、その周回で1台をパス。

ホームストレートのネッツ福井のサインボードにて16位の表示で頭が混乱。

とにかくこのままゴールへと気が急ぎ、シフトミス連発。

何とか順位を死守し22位でゴール。

もっと冷静にできればもう一台?抜けた可能性もないか~ 笑

 


 

 

個人的に富士スピードウェイで難しいところは・・・全てです!好きなところはありません!笑

特に1コーナーから始まる高速セクションは度胸が必要

後半のテクニカルセクションではライン取りとリズムが必要だと感じます。

ヴィッツレース時代は予選落ちが多かったので、ノーマルヤリスカップで本選に残りたいサーキットです。

 

今後のレース活動としては、若手ドライバーが増えてきているのでクラッシュを防ぐためにも、

シミュレーターで定期的にドライバーが集まって練習を行い、情報共有をしながらレベルアップする必要があると感じます。

一番は近いサーキット、鈴鹿サーキットに出向いて走行練習ができるといいですね。

サーキットへ練習走行に行くなら自分も同行し、若手に今までの経験を伝えていこうと思います。

 


 

 

今回のレースは192号車がクラッシュしてしまいました。

若手ドライバーに参加して欲しいのですが、練習の機会も少ないので、なかなか難しいのだと感じています。

291号車に関しては、デザインしてくれた高校生とご家族にサーキットで走っている姿を見て喜んでいただけたので良かったなと思います。

 




 

 

今年のネッツトヨタ福井のレース活動としては、富士スピードウェイにて開催の6時間耐久レースを予定しております!

192号車が直るのか分かりませんが!

今度も応援よろしくお願いします!

 

新型、清水。


レポート一覧へ